全国レベルの体操選手『全国大会3日前に突き指!バーが握れない・・』

症例

女子体操選手。

全日本ジュニア出場3日前の練習中に左手第3指(中指)突き指した。故障後も練習を継続していたが、段違い平行棒のバーを強く握れなくなり演技に支障をきたす状態だった。

処置

  1. 左手第三指(中指)が背屈方向(手の甲側)に強制的に反らされた状態で、中手指節関節(指先から数えて3番目の関節)に多大なストレスが生じて腫れて強く握れない。→前腕部(肘と手首の間の部分)にあるストレスを緩和して、患部の緊張を解消する救急処置を行った。

結果

  1. 患部の「腫れ」が軽減して、ダメージを受けた筋肉の動きが回復し「強く握れる」感覚が戻り「痛み」も感じなくなった。処置後に練習を行ったが、翌日の調整により「腫れ」はさらに軽減して、力も入る状態になった。

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