『足関節捻挫の腫れの処置でアイシングは本当に有効か?』
症 例
某国立体育大学サッカー部の選手。
サッカーのプレー中に足関節を内反捻挫して2週間(14日間)経過、初期処置でアイシングと固定と低周波治療を実施したが、患部の腫れも引かず、動作時に痛みが出る状態。
処 置
- 股関節周辺筋群にダメージが残留し、数カ所に硬化があることを確認。
→硬化部位を正常化して、股関節の可動域を回復させた。 - 下腿部全体に足関節の動作を妨げるようなバランスの崩れを確認。
→1の対処後、下腿部のバランスを修正した。
結 果
- アイシングをし続けても引かなかった患部の腫れが、約15分程度で消失した。
- 動作時の痛みも約8割減少した。(本人の感覚によるもの)
症例動画
- 2017.04.12
- 捻挫