前十字靱帯損傷(断裂)の診断から二日目『奇跡の回復』

症例

高校3年生女子バスケットボール選手。

プレー中に膝関節を捻って某整形外科に受診し、MR撮影で「前十字靱帯損傷(断裂)(膝の関節内の重要な靱帯)の疑い」と診断された。手術を受けると6ヶ月間はプレー不可能になり、ウインターカップ県予選(高校のバスケットではインターハイに匹敵する全国大会)に間に合わないので、手術を12月に延期して『別の方向性で回復を狙いたい』という勇気ある決断と情熱に感動。

処置

  1. 松葉杖が必要なくらい「歩行困難」な状態で日常生活にも支障があった。→膝を捻った瞬間に股関節周辺筋群(特に臀部とももの裏の筋肉)が硬化(硬くなること)していたので適切な処置を行った。
  2. 立位(立つこと)で膝関節が伸びきらない状態だった。→膝関節周辺とフクラハギの筋肉が硬化(硬くなること)していることが要因なので適切に処置をした。

結果

  1. 一回の調整処置で松葉杖が必要ないくらいに回復した。
  2. 膝関節の伸展(伸ばすこと)が6割程度回復した。

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