強度打撲からの『速攻回復』

症例

高校生女子バスケットボール選手、試合中に右大腿部前面(ももの前側)を強打。

アイシングとテーピング固定で5日目、屈伸運動(膝の曲げ伸ばし)が痛くて出来ない状態。運動停止中。

処置

  1. アイシングの悪影響により、強打した患部の硬化(硬くなること)が著しく、筋肉の弾力性(ゴムの様な作用)が極度に低下していた。→患部にはアプローチしないで、股関節周辺の筋肉を適切に弛緩(ゆるめること)させた。

結果

    1. 患部には一切アプローチをしていないが、硬化していた部位は6割程度回復して屈伸運動が痛みなくできるようになった。翌日から競技復帰を果たした。

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