膝を強打!『骨折の可能性あり』と診断された結果は?

症例

中学生男子、バスケットボール選手。

バスケットボールの試合中に膝周辺を強打(強く打った)して「歩行不能状態」になり、整形外科に受診した。レントゲン画像診断で『膝蓋骨(膝のお皿のこと)骨折の可能性がある』と診断された。一週間練習停止で休息したが、歩行時に痛みが有り、膝の屈伸(曲げ伸ばし)は痛くて出来ない状態。

処置

  1. 歩行時や膝関節の屈伸時の痛みは大腿直筋(ももの前の筋肉)の打撲部位(強く打った部分)の硬化(硬くなること)が原因であることが判明した。→大腿直筋の打撲箇所以外の部位を適切に調整した。

結果

    1. 短時間の調整で歩行時の痛みは完全に消失し、膝関節の屈伸も全可動域(関節が正常に動く範囲のこと)で可能になり痛みも消失した。この症例は、初期の処置の不適切さが招いた悲劇である。

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