不適切な固定とは?『固定一週間からの脱出!』
症例
中学男子、柔道部に所属。
柔道の試合中に手首を巻き込み、第二指(人差し指)を痛めて動かなくなった。整形外科に受診して「腱損傷」を診断されて一週間固定した。本人は、競技への早期復帰を強く希望している。
処置
固定していた部位の関節は痛くて動かせない状態。→固定よりも大切なことは「患部が衝撃を受けた時、どの部位にどれくらいのフォース(力の単位)がかかり、どの程度損傷しているのか?をしっかりと推測すること」である。それに基づいて、適切な順序で調整を行った。
結果
10分程度の調整で「患部の痛みは激減し」関節の動きも正常化した。本当に?「腱損傷だったのか?」疑念が残るばかりである。
- 2018.10.22
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