松葉杖で登場!『靭帯が伸びているって?ウソでしょ?』

症例

中学生男子。

一週間前に「足首を捻って」整形外科に受診したところ、レントゲン画像だけで患部を見ることなく「足首の靭帯が伸びているから、固定して松葉杖だね」と診断された。

処置

7日間、固定と松葉杖で生活していたことで患部周辺の硬化(硬くなること)が酷く「歩行困難」な状態。→足首を捻った角度と周辺筋群のダメージから「靭帯が伸びている」等の可能性は極めて低いと判断し、捻った時点で衝撃を受けた組織を正常化させた。

結果

15分程度の調整で「歩行可能」になり、数日後には運動を開始した。不必要な固定と松葉杖の使用は、患部の状態を悪化させるという典型的な事例であった。

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