痛みの原因は？『骨じゃないよ！PART２』｜症例紹介｜陽心庵 多次元未到医学療法

症例

高校生男子、バスケットボール部所属。

試合中に転倒して左手首を捻った。整形外科に受診したところ「亀裂骨折（ひびが入った）」と診断されて固定４日目。固定していても指を動かすだけで痛い状態。本人は、早期の競技復帰（公式戦出場）を熱望している。

処置

手首に腫れがあり、どの角度に動かしても「痛み」がある状態。→このケースでの「痛み」は、骨折部位が原因では無く、転倒時に手首を捻った時に関連筋群（手首の動きに関わっている筋肉）が受けたダメージによるものなので「適切にダメージを排除した」。

結果

一回の調整で本人も驚くほど「患部の痛みが軽減」した。手首の動きも７割程度回復して「競技復帰への明るい兆しが見えた」。今回の重大なポイントは、痛みは「骨折した骨が原因ではない」という点である。