腰椎分離症と『腰の痛みの真実』
症例
中学生男子、バスケットボール部所属。
1ヶ月前に腰痛が発生したので整形外科に受診したところ『腰椎分離症(腰椎=腰の骨が2つに分離した状態)』と診断され、コルセット固定を最低3ヶ月行うように指示された。
処置
腰痛と『腰椎分離』とは関係無いケースが多く、このケースでは「まったく関係無い」と判断した。→通常の腰痛の調整を行った。
結果
調整後は「腰痛をまったく感じなくなった」。本人は、『バスケットボールの試合に出場したい』と熱望していて、翌日の試合に無事出場した。「腰椎分離」という画像診断と「腰の痛み」との関係性を考えさせられる症例であった。
- 2018.11.09
- 腰痛