打撲 編(膝関節周辺)No,1
症状
試合中に相手選手と接触して「膝関節周辺を強打」して、「歩行時に痛みがあり」患部も腫れている状態。
痛みの解消手順(痛みのカラクリ)
①股関節周辺のバランス修復。
②拮抗筋の緊張緩和。
③患部周辺の正常化。
上記の問題点を①〜③の順番で適切な処置をすることで、患部の痛みと腫れは急激に改善した。
院長から一言
*アイシングは「患部の自然治癒を妨げ、回復を遅らせる最悪の行為」である!
『バカの一つ覚えのように「何でもアイシング」で良いのでしょうか?アイシング信仰の方々に「本当にアイシングで腫れは引きますか?」と問うと黙ってしまって返事が返ってきません。「アイシング」が引き起こす「自然治癒力の妨害」は重大な問題です。患部の腫れは重要なシグナルであり「早期回復への道標」なのです。適切な処置を施すことにより「自然に患部の腫れは激減」して、「自然治癒を促進する」という事実に目を向けましょう。』
<お知らせ>
「痛みのカラクリ」シリーズは、「痛みの発生の原理」を簡易的に解説している動画です。今後は、各症例に対して「痛みの発生の解剖学・神経学的原理」「痛みの解消の具体的手法」「痛みの予防とリハビリの具体的方法」等の専門的コンテンツを作成していく予定です。
- 2022.10.13
- 膝膝(前もも・ハムストリングス)