アイシングが患部の腫れに及ぼす影響について

症状

3週間前に足首を捻って「アイシングや固定の処置」を行なったが、患部の「腫れは引く気配もなく」痛みも残っている状態

痛みの解消手順(痛みのカラクリ)

① 肩甲骨と股関節周辺のバランス調整。

② 重要ポイントの改善。(別シリーズで公開予定)

③ 下腿部の硬化の改善。

④ 足関節の可動域の拡大。

上記の問題点を①〜④の順番で適切に正常化させた。

院長から一言

*アイシングでは患部の腫れは引かない!しかも、回復が3〜4倍遅くなる!

『今回の事例は、「アイシングによる二次災害(人災)」についての内容です。各競技の大会会場で帯同しているトレーナー達は「バカの一つ覚えのように、アイシングと固定」しかしません(整形外科や接骨院等も同様)アイシングは「自然治癒を妨げ、正常な回復の邪魔をしているだけ」最悪の行為であることに早く気づくべきです。おそらく、自称トレーナー達は「凡庸」であり「アイシングは常識」と疑うこともせずに実施していると思います。この「凡庸に陥っている」思考回路が問題であるので、今一度「目の前の常識を疑う姿勢を持ち」しっかりとした知識を獲得して、自ら検証を繰り返して「真実を追求」するべきだと考えます。「凡庸に陥ることの罪は」自称トレーナー達だけではなく、医療従事者全般にも言えることです。』

<お知らせ>

「痛みのカラクリ」シリーズは、「痛みの発生の原理」を簡易的に解説している動画です。今後は、各症例に対して「痛みの発生の解剖学・神経学的原理」「痛みの解消の具体的手法」「痛みの予防とリハビリの具体的方法」等の専門的コンテンツを作成していく予定です。

 

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